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マイナンバーカードの保険証利用、クリニックでの手続きはどう変わる?

掲載日:2024.06.17

マイナンバーカードの保険証利用、クリニックでの手続きはどう変わる?

2024年12月2日に現行の健康保険証の発行が終了となり、マイナンバーカードが健康保険証として利用することができます。

皆さんは”マイナ保険証”は利用されていますか?使い方がよくわからなかったり、まだまだ利用に踏み込めない方も多くいらっしゃるかと思います。マイナンバーカードの健康保険証をご利用いただくメリットをご紹介します。

マイナンバーカードの健康保険証に関する4つのメリット

1.過去の診療情報が医師に共有され、より適切な医療を受けられます

マイナンバーカードを利用すると、過去の処方薬や特定健診の結果を医師や薬剤師にスムーズに共有できます。これにより、初めて受診する医療機関でも、あなたの情報に基づいた適切な診断や治療が受けられます。

2.高額な医療費の支払いがその場で軽減されます

高額療養費制度を利用する場合、従来は限度額を超えた金額を一旦支払う必要がありました。しかし、マイナンバーカードがあれば、事前に申請することなく、窓口での支払いが限度額までに抑えられます。

3.確定申告時の医療費控除が簡単になります

マイナンバーカードとマイナポータルを活用すれば、医療費の領収書を保管する必要がなくなり、確定申告時の医療費控除の手続きが大幅に簡素化されます。

4.医療現場の負担軽減につながります

マイナンバーカードを利用することで、医療機関での受付や保険資格確認がスムーズになり、医療従事者の負担が軽減されます。これにより、より質の高い医療サービスの提供が可能になります。

マイナンバーカード健康保険証の利用方法

利用の際は顔認証付きカードリーダーで受付を行います。顔認証付きカードリーダーを利用することで、これまでよりも正確な本人確認や過去の医療情報の提供に関する同意取得等を行うことができ、より良い医療を受けることができるようになります。

まだマイナンバーカードをお持ちでない方、カードは持っているけど健康保険証としての利用がまだの方、2024年12月2日には現行の健康保険証の発行が終了となりますので、ぜひこの機会に利用を検討してみてください。当院と一緒に準備を進めていきましょう。

詳細については、厚生労働省のホームページでご確認いただけます。