爪水虫の人は糖尿病にご用心

こんにちは、皆さん。院長です。

先日、映画「国宝」を観てきました。歌舞伎役者の成長と挫折を描いた物語なのですが、その中で糖尿病を患った女形の役者さんの足元に釘付けになりました。

舞台の途中で、綺麗な衣装からチラリと見える足の爪。なんと、見事な爪水虫だったんです。しかも、足先は血色が悪く、糖尿病による免疫力低下と血行不良が、リアルに表現されていました。

もしかして糖尿病かも？

映画の役者さんのように、足の爪に異変を感じたら、ぜひ一度クリニックで検査を受けてみてください。早期発見・早期治療が大切です。

特に、以下のような方は要注意です。

• 爪水虫がある方
• 高齢で足の爪が変形している方

爪水虫は、糖尿病でなくても起こりますが、糖尿病の方は特にかかりやすいです。また、高齢者の方では、爪水虫によって足の爪が大きく変形し、靴や靴下の中で引っかかって転倒の原因になることもあります。

ご家族の方で、高齢者の爪水虫を見つけられた方は、ぜひ当院までご相談ください。